アジアの公共交通

東アジアを中心に、鉄道・バス・船舶・航空など。乗車記も。

アユタヤ駅(タイ国有鉄道)

タイを代表する世界遺産であり、国際的観光地であるアユタヤ歴史地区。その玄関となるのが、タイ国有鉄道・アユタヤ駅です。

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駅舎は平屋作りになっています。

飲食店が駅舎のすぐ脇(高級志向?)や駅前(安食堂の雰囲気)、タクシー・バイクタクシーが常に客引きをしています。

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駅舎内には窓口、観光案内所があり、英語が通じます。なお、タイ国鉄全体に言えることですが、改札は設けられていません。常に内外の観光客で賑わっていました。また、無料のWi-Fiも設置されています。

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窓口の上には、直近4列車の発車案内が表示されるモニターがあります。遅れが生じた際には、その旨も表示されるようです。

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待合室の一角には、中国による建設構想がある、高速鉄道計画の紹介パネルがありました。よく見るとE2系をベースとしたCRH2の写真が。まさかこのまま輸出する訳ではないと思いますが。

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駅構内は4面4線。観光客の乗降を容易にするためか、両扉を開くことができるようなホームの配置になっています。駅舎側の2線がチェンマイ・ウボンラーチャータニー方面、上写真で保線車両が留置されている側2線がフワランポーン方面の乗り場となっています。

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駅舎に面したホームにはベンチが並び、水飲み場売店、手荷物預かり所(10バーツでした)もあります。

 

駅の規模は小さいものの、観光地の玄関として活気のある駅です。

 

訪問:2019年3月