アジアの公共交通

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乗車記:國光客運1825路(苗栗→台北)

8月の旅行で利用した、苗栗から台北までの高速バスの乗車記です。

苗栗から台北までは、國光客運が高速バスを運行しており、台北市内まで直行する1824路と板橋を経由する1825路の2系統があります。今回は1825路に乗車しました。苗栗-台北間は、2系統合わせて毎時1-2本程度運行されています。

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バスは苗栗駅前にある、新竹客運の苗栗総站を発着します。訪れた日は8月15日、中元節。苗栗総站でも、開いたスペースで行事が執り行われていました。

 

乗車するバスは、15:30発。発車20分ほど前に窓口で購入しました。

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発車5分ほど前に客扱いが始まりました。バスは韓国・大宇製でした。

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座席は2+1列で、各座席にはモニターがありましたが、総じてフリーズしており、全く機能していませんでした。また車内にはWi-Fiがありますが、トイレはありません。

 

バスは定刻で発車。

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市内各地のバス停を経由したのち、15:55頃高速道路に入りました。乗車率は5~6割程度。

速度ですが、かなり飛ばします。当然ですがシートベルトをつけておくことを強くお勧めします。

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バスはフォルモサ高速公路に入ります。中山高速公路に比べ内陸を通っており、自然豊かな風景を楽しむことができました。

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高速道路に入って約50分、新北市内に入り、建物が密集してきました。台北捷運車両基地も見られました。

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17:00頃、バスは高速道路を降り、板橋へ。板橋駅付近は新北市の行政・経済の中心であり、一瞬台北かと見間違うようなビル街が出迎えてくれました。

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17:05頃、板橋駅前に停車し、10人弱が下車していきました。

板橋駅を出ると、建設中の新北捷運の高架橋を見ることができました。板橋からは、台北まで一般道路を走ります。

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新店渓を渡り、台北に入ります。

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西門町を通り、北門の交差点を渡ってバスは終点へ向かいます。北門の交差点では原付軍団に迎えられました。

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北門の交差点を渡り、17:20頃捷運北門駅前に到着。てっきり台北駅まで行くものだと思っていたら、運転士さんが「終点站!」と言っていたので、下車しました。どうやらここが降車場となっているようです。

街中はもう夕日に染まりかけ。まずは荷物を置こうと、宿へ向かいました。

 

初めて台湾で空港連絡バス以外の高速バスに乗りましたが、さすが台湾、比較的短距離でも広々とした座席が快適でした。また、台湾の自然を感じられるバス旅となり、印象深いものとなりました。

 

乗車日:2019年8月15日