アジアの公共交通

東アジアを中心に、鉄道・バス・船舶・航空など。乗車記も。

株洲駅(中国国鉄)

今回は、湖南省株洲市の株洲駅をご紹介します。

株洲は、滬昆線と京広線、中国の大幹線が2つ交わる鉄道の要衝であり、また市内には中国有数の鉄道車両製造工場が所在し、正に鉄道の街と呼ぶにふさわしい場所です。なお、株洲駅にはこの他長株城際線が通りますが、ホームは設置されておらず全列車が通過します。

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駅舎は一昔前の、「共産圏・中国」らしさを感じさせる2階建てで、北側に切符売り場と入口が、南側に出口があります。

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手荷物検査・本人確認を済ませて駅構内に入ると、4つの待合室があります。1階の待合室はホームに、2階の待合室は跨線橋に直接繋がっています。また待合室には売店が意外と多くあります。この他、2階には、軟席(軟座・軟臥)利用者専用の待合室があります。なお、トイレは比較的衛生的です。

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各待合室共にベンチが複数列並び、各列の先端部にホームへの入口があります。これは中国の従来からの駅では一般的なつくりで、ベンチごとに改札する列車を分けられるようになっている訳ですが、そんなことは気にせずに座って構いません。

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ホームは昔ながらの低床式となっています。

 

訪問:2019年3月