アジアの公共交通

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落馬洲駅(MTR)

今回は、MTR東鉄線の落馬洲駅をご紹介します。

落馬洲駅は、上水駅から分岐する落馬洲支線の終点であり、中国との出入国施設に直結する駅です。

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ホームは高架上に1面2線の島式ホームとなっています。出入国施設に直結していることから、乗車客と下車客で動線が分離されており、乗車客は上層階からホームへ、下車客はホームから下層階へ移動する形となっています。

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行き止まりはホームからやや距離を置いたところにあります。行き止まりの先に見えるのは、中国・深圳の街並みです。

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ホームから階段を下りると、広めのコンコースとなります。出国審査場での滞留を防止するためでしょうか。またコンコースには、両替所もあります。

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改札を出ると、もうそこは出国審査場です。原則、落馬洲駅の外へは従来からの地元住民等の特例を除き出ることはできません。

【最後に】

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落馬洲支線は日中10-12分間隔となっています。羅湖への本線はこれより本数が多いですが、羅湖発車時点で混んでおり、中国-香港の往来の多さを実感できます。

 

訪問日:2016年8月、2017年1月