週末パスで南東北・新潟へ その2
お待たせしました。黒磯でラーメンを食べ、軽食を購入後は再び東北本線を北に向かいます。
黒磯駅構内は直流化され、機関車の付け替えもなくなったため、貨物の入れ換えがかつて行われていた側線は静まり返っていました。2007年に黒磯を訪れた時に、ED75やEF65、EF66などで活気があったのとは大違いです。
新白河までは、キハ110のワンマン列車に乗車します。本来の旅程ではE531系による運行でした。
黒磯着の列車の乗客を拾って、12:15定刻に発車。車内は各ボックスを1,2人が使用する程度でした。
駅間が長く、線形がいいこともありますが、さすがキハ110。気動車の鈍足さを全く感じさせない走りでした。
県境近くでは、山林の中を走ります。ちょうど紅葉が色づいており、鮮やかな車窓を楽しめました。
12:39、新白河に到着。ほとんどの人が郡山方面へ乗り換えると思いきや、ホームから去る人が意外と多く驚きました。
新白河では、車止めのあるホームに到着。郡山方面の列車と共に縦列で停車します。
新白河からは郡山行きに乗り換えます。
郡山行きは701系2両編成で、こちらもワンマン列車。しばらくクロスシートとはおさらばです。郡山からはどうかE721系で…!と思いながら乗り込みます。
12:57、新白河を発車。車内はほとんどの座席が埋まっていました。乗車率はほとんどの区間で変化がありませんでしたが、安積永盛からテスト帰りと思われる高校生が大量に乗車し、満員に近くなりました。
13:37、郡山に到着。13:40発の福島行きに乗り継ぎます。海外で乗り鉄ばかりしていたからか、どこか3分程度の乗り換えでは一瞬ハラハラしてしまいましたが、同じホームでの乗り換えだったため難なく乗車。
車両はなんとまたしても701系。2両編成×2でした。こちらも乗車率は座席がほとんど埋まるくらい。
郡山を出ると、空にはどんよりとした雲が多くなってきました。
途中、松川を通ります。戦後の国鉄発足期の出来事で知られた地名ですね。
この列車でも、須賀川で高校生の大量乗車がありました。
約40分の乗車で福島に到着。
隣が奥羽本線のホームでしたが、こんな看板が。車両が719系に変わった時の名残でしょうか?
奥羽本線のホームには、標準軌仕様の719系が停車していました。土・日きっぷで旅をしていた自分にとっては、東北の顔といえばこの車両と701系です。
福島からは仙台行きに乗り換えます。今度こそE721系だったらいいのですが…
その3に続きます。しばらくお待ちください。